(台北中央社)12日の台湾本島は太平洋高気圧の張り出しが強まり、広い範囲で気温35度を超す猛暑日となった。中央気象局は、今後1週間の最高気温が北部で37度、中部や南部では33~35度に達する見通しを示し、暑さ対策を呼び掛けている。


12日は午後0時19分に北部・台北市で38度、同1時4分に同・新北市板橋で37.9度、同1時20分に中部・南投県で39度の最高気温が観測された。

13日は、北部や中部、南部の16県市に高温情報が出されている。これによると、台北市、新北市、南投県では正午前後に38度以上となる可能性がある。また、北部・新竹県、中部・台中市、彰化県、雲林県、南部・嘉義市、高雄市、屏東県、北東部・宜蘭県、東部・台東県、花蓮県では、36度以上の高温が3日以上続く可能性があるという。北部・桃園市、南部・嘉義県、台南県では、36度を上回る確率が高いとされた。

今後1週間の天気は、13~14日は南部・恒春半島や南東部で局地的な一時雨が降るほかはおおむね晴れ。
15~18日は南西風の影響などで東部や南東部、離島を除く広い範囲で局地的な一時雨または雷雨となり、山間部では大雨になる所もあるとみられる。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)