(台北中央社)外交部(外務省)は17日、新型コロナウイルスの影響で国際線の運航状況が依然として正常化していない現状を考慮し、3月21日以前に査証免除(ノービザ)や到着ビザ、停留(短期滞在)ビザで台湾に入境した外国人の滞在期限を一律で30日延長すると発表した。滞在期限を自動的に延長するのは5度目。
各国政府の多くが国民の帰国を制限していないことなどを理由に、一律延長は今回が最後だとしている。

自動延長の適用は、滞在有効期限が切れていないことが条件。申請は不要だが、入境翌日から数えて合計滞在日数が180日を超えてはならないとしている。

外交部は措置に関係する外国人に対し、前もって予定を立てるよう求めている。

(游凱翔/編集:名切千絵)