中国軍、台湾海峡で演習繰り返す 国防部「国を守る能力も決意もある」

中国軍、台湾海峡で演習繰り返す  国防部「国を守る能力も決意もある」
中国軍による実弾演習の日程と場所を示す地図。公里はキロ
       
(台北中央社)台湾海峡周辺海域で、中国軍が軍事演習を繰り返している。米国との連携を深める蔡英文(さいえいぶん)政権への威嚇とみられる。国防部(国防省)は13日、報道文を発表して両岸(台湾と中国)の安定は地域平和の礎であり、国軍には自国の自由や民主主義、主権を守る能力も決意もあると強調した。

米国のアザー厚生長官は9~12日の日程で訪台し、蔡総統と面会したほか、先月30日に死去した李登輝元総統の追悼会場にも足を運んだ。中国は「一つの中国」の原則に反するとこれに強く反発。中国海事局が事前に、浙江省沖の海域で11~13日と16~17日の2回、実弾射撃演習を行うと予告していたほか、10日には新たに14~15日の日程も追加した。

中国人民解放軍東部戦区の張春暉報道官は13日、近ごろ台湾海峡を含む海域で複数の部隊が参加する軍事演習を行っていると説明し、これらは現在の台湾海峡情勢において主権を擁護するために取る「必要な行動」だと強調。その上で、最近「個別の大国が台湾独立勢力に著しく誤ったシグナルを出している」と暗に米国を批判した。

これを受け、台湾で対中政策を担当する大陸委員会の邱垂正報道官は同日の定例記者会見で、台湾の人々の生命を脅かす挑発行為に台湾は決して妥協しないと述べ、軽はずみな行動を慎むよう中国共産党に警告を発した。

最大野党・国民党も同日、報道文を発表し、台湾海峡周辺における軍事行動に反対する立場を表明。武力の使用はただ亀裂を深め、怨恨を生むだけだと強調し、対話こそが対立の解消につながると中国に呼び掛けた。

(游凱翔、頼言曦、劉冠廷/編集:塚越西穂)

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