快挙を成し遂げたのは、同市正義高校で自然科学を教える林俊毅先生と、林先生率いる同校高等部、中等部の生徒4人。学習効率が上がらない問題について話し合ううち、ゲームの要領で学習意欲を引き出す方法を思い付き、産業界と連携して研究開発に取り組んだ。新型コロナウイルスの影響で、日韓のコンテストにはリモート出展していた。
発明したゲームは、眼球の動きを計測する技術を用いて利用者の状態から学習に関する問題点や盲点を探し出し、ビッグデータで理論や学習能力を分析した上で、それぞれの特質や能力に応じたアドバイスやプランを提供する。すでに特許を取得しており、高雄・屏東地区の業者と協力に向けた覚書も締結しているという。
陳氏は同日、フェイスブックでも同校の快挙を紹介し、「創意を発揮すれば理想を実現できる」と賛辞を贈った。
(王淑芬/編集:塚越西穂)