(台北中央社)空軍司令部は29日、中国人民解放軍のY8対潜哨戒機延べ2機が同日、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)内に進入したと発表した。中国軍機が台湾周辺の空域を飛行するのは16日以降8回目。


同部が公開した資料によれば、16日以来、台湾周辺における中国軍機の動きが活発になっており、米国務次官が訪台した18、19両日にはそれぞれ18、19機が派遣され、このうち複数機が台湾海峡上空の中間線を越えた。

空軍は、空中哨戒やスクランブル(緊急発進)、無線での警告、地対空ミサイルによる追跡、監視などで対応したと説明している。

(游凱翔/編集:塚越西穂)