(台北中央社)中央感染症指揮センターは30日、仕事で訪台した50代のフランス人男性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。同センターは、渡航前に感染した輸入症例だとの見方を示している。


男性は搭乗前3日以内に取得した陰性証明書を所持し、今月11日に台湾に到着。入境後は入国者を隔離する宿泊施設に直行し、隔離期間が満了した26日以降は自主健康管理をしながらホテル生活を送っていた。会社の手配で28日に自費検査を受けたところ、陽性が判明した。台湾に到着してから現在まで、特別な症状はないという。

30日現在、台湾内の感染者は累計514人で、このうち422人が輸入症例。死者は7人。
483人は隔離解除された。

(陳偉婷/編集:塚越西穂)