午後8時、蔡英文(さいえいぶん)総統らが見守る中、海沿いにある安平区の漁光島で幕を開け、33分間にわたって2万7354発が打ち上げられた。地元の特色をテーマにした花火のほか、新型コロナウイルス対策に貢献した人々に敬意を表す「マスク」の花火や、国防の象徴としてミサイルや戦車の形をした花火などが夜空を彩った。
訪れた人からは「感動した」「会場に入るのに時間がかかったが、花火が美しかったので来てよかった」などの声が聞かれた。終了後、来場者の誘導は深夜まで続き、市は送迎バスや鉄道を増発させるなどして対応した。
(楊思瑞/編集:楊千慧)