(台北中央社)新北市のクリスマスイベント「2020新北市クリスマスランド」(新北歓楽耶誕城)は来月13日に開幕する。主催する市政府は28日、市庁舎前のクリスマスツリーや市庁舎外壁を利用したプロジェクションマッピングの試験点灯を行った。
今年は米娯楽大手ウォルト・ディズニーと初めてコラボレーションし、おとぎ話の世界観を演出する。

同イベントの開催は10回目。来年1月3日まで開かれ、期間は過去最長の52日間となる。会場の規模、インスタレーションの数も過去最大となり、例年の市民広場や板橋駅前広場、万坪公園に加え、隣駅の台北メトロ(MRT)府中駅周辺エリアにもイルミネーションを設置する。

プロジェクションマッピングでは、ディズニーの「ピノキオ」や「不思議の国のアリス」「ピーター・パン」「ダンボ」「ディズニープリンセス」などのキャラクターの名場面が投影される。光のショーはディズニーが新たに編曲した音楽と合わせ、毎日午後5時半から同10時まで30分おきに上演される。


また、市民広場のランドマークとなっているツリー型のオブジェは、例年は光を投影する形を採用していたが、今年は初めて実際に緑色の巨大なクリスマスツリーとして変身させる。現在は完成に向けて急ピッチで作業が進められている。

市観光旅遊局は、新型コロナウイルスの影響で海外旅行ができない中、市民らにディズニーの賑やかな雰囲気を楽しんでもらえればとしている。

(黄旭昇/編集:名切千絵)