台鉄側は、2駅とも温泉地に隣接しており、国内外の観光客に人気があるとし、姉妹駅として互いに温泉や観光をPRし合いたいと意欲を示した。
伊豆箱根鉄道の伍堂文康社長は新型コロナウイルスの影響で訪台がかなわなかったが、メッセージ映像を通して、相互交流を強化し、それぞれの地方に新しい活力が注入されることに期待を寄せた。
この日には台北市の万華駅でも、同駅と近江鉄道の多賀大社前駅(滋賀県)との姉妹駅協定締結式が行われた。台鉄は2015年に近江鉄道と伊豆箱根鉄道の親会社である西武ホールディングスと包括的事業連携に関する友好協定を結び、交流を深めている。
(沈如峰/編集:塚越西穂)