同市は2005年、高千穂町と観光交流宣言を交わし友好都市となった。魏氏によると、2018年の花蓮地震で高千穂町が温かい声援と援助を届けてくれたことなどで友好がさらに深まり、昨年10月、より密接な姉妹都市となった。
作品は、双方が誇る景勝地、太魯閣(タロコ)峡谷と高千穂峡をイメージした、色合いの異なる2種類の大理石を合わせて小舟の形に仕上げたもので、互いに助け合って難関を切り抜けることを意味する四字熟語「同舟共渡」と名付けられた。
新型コロナウイルスの影響で訪台がかなわなかった高千穂町の甲斐宗之町長からは、地元の伝統芸能、夜神楽を披露するビデオメッセージで祝福の意が伝えられた。
(張祈/編集:塚越西穂)