(台北中央社)中央感染症指揮センターは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに9人確認したと発表した。このうち8人は仕事で訪台したインドネシア人労働者。
残る1人は米国に長期滞在している40代の台湾人女性で、いずれも海外から持ち込まれた輸入症例だった。

インドネシア人労働者のうち7人は20~40代の女性。うち4人は今月25日に台湾に到着。体調不良を訴えるなどしたため空港で検査を受けていた。他の3人は同13日に入境しており、集中検疫施設での隔離期間満了を控えた26日の検査で陽性が判明した。残る1人は、今月15日に入境した20代の男性で、入境後から現在まで無症状だという。


台湾人女性は今月19日に帰国。無症状だったが、葬儀に出席する必要があるとして検疫(外出禁止)期間中だった同26日に自費検査を受けたところ、陽性だった。

28日現在、台湾内の感染者は累計648人で、このうち556人が輸入症例。死者は7 人。556人は隔離解除された。

(陳偉婷/編集:塚越西穂)