(台北中央社)日本から派遣されている地方自治体職員らが22日、自転車での台湾一周の旅に出発する。企画を通じて日台の友情を深めたいとしている。


台湾は自転車観光に力を注いでおり、2021年を「自転車旅行年」と位置付けている。今回の企画はこれにエールを送るものだという。

台北を出発し、30日まで反時計回りに台湾を一周する。総走行距離は9日間で891キロに及ぶ見通し。参加者は台湾駐在の地方自治体職員のほか、台湾在住の日本人や日本と交流のある台湾の関係機関職員を合わせた計16人で、うち5人が全行程参加となる。一行は日台友情を表すロゴやイラストと共に、自転車旅行年のロゴなどがデザインされた記念ジャージを着て走るという。


22日朝には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所前で出発式が開かれる。

(陳韻聿/編集:荘麗玲)