(台北中央社)内政部(内務省)移民署は25日、出入国審査時に旅券(パスポート)に押す証印(スタンプ)のデザインを刷新し、来年元日から新版に切り替えると発表した。現行版に描かれているウメの花の模様は、台湾島の模様に変更される。


同署の資料によれば、現行のスタンプのデザインは2013年から使われていることから、ブローカー組織や人身売買組織の偽造防止とスタンプの品質向上のため、刷新を決めた。

新デザインでは、左上に台湾島の模様をあしらい、台湾のパスポート国籍コード「TWN」の文字で中央山脈を表現した。同署は「台湾らしさのあるデザイン」だとしている。

「中華民国」や「入境」「出境」の文字は現行版を引き続き採用。書家の董陽孜さんが揮毫した。

(劉建邦/編集:名切千絵)