台湾では今月22日、約8カ月ぶりに新型コロナウイルスの国内感染が確認され、大型イベントを開催する地方自治体などには感染対策の強化が求められている。
台北市は市政府前の広場を「管制エリア」に指定。出入り口を24カ所設け、検温、消毒を実施するほか、実名を登録したスマートフォンのアプリや身分証明書などで身分を確認。エリア内では、常時マスク着用を義務付け、水分補給以外の飲食を禁じる。
黄副市長は、過去の経験から会場の最大収容人数はおよそ11万人であることから、今回は8万人に設定したと説明。
当日の開場は午後3時。黄副市長は開場前に来て並ばないよう人々に呼び掛けている。
(陳昱婷/編集:楊千慧)