WHO、台湾を「中国」に分類 外交部が改めて強く抗議

WHO、台湾を「中国」に分類  外交部が改めて強く抗議
WHO、台湾を「中国」に分類 外交部が改めて強く抗議=WPROのフェイスブックから
(台北中央社)外交部(外務省)の欧江安報道官は27 日、世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)とWHO西太平洋地域事務局(WPRO、マニラ)が新型コロナウイルスの感染状況に関する統計で、台湾を「Taiwan, China」(中国台湾)と表記し、中国の一部に分類し続けていることに対し、「外交部として改めて強い抗議と不満を表明する」と述べた。訂正を求めてWHOとWPROに引き続き抗議するよう、ジュネーブとフィリピンの代表機関に指示したと説明した。

WHOは新型コロナに関する報告を公式サイトに掲載し始めた昨年1月下旬以降、台湾で確認された感染者数を中国の統計に含め、香港やマカオと同様に中国の一つの地域として分類している。台湾に対する呼称は当初、「中国台湾」としていたが、後に「台北直轄市」、「台北」、「台北と周辺地域」などと変更された。野党・時代力量は27日、WPROのフェイスブックに投稿された統計で、台湾が相変わらず中国の一部に分類されていることを指摘し、外交部に外交ルートを通じた抗議を求めた。

また、WHOのコロナ情報特設ページに掲載されている世界の感染状況を示す地図では、地図上の台湾本島の位置にマウスポインターを合わせると「China」(中国)と表示され、台湾のみの感染者・死者数ではなく、台湾と中国、香港、マカオを合計した数字が示されている。

外交部は、台湾の新型コロナに関する統計の数値を「中国」の項目の中に置くことは、両岸(台湾と中国)が互いに隷属しないという事実に背反するだけでなく、各国・地域の感染状況に対する各国の判断を誤導すると指摘。欧報道官は、台湾は中華人民共和国の一部ではなく、国民による投票で選ばれた台湾政府のみが国際社会で台湾の人々を代表できると述べた。

WPROのフェイスブックには「台湾は中国の一部ではない」と批判するコメントが相次いで寄せられている。台湾を中国の一部に分類した表を添付した投稿に対し、林右昌基隆市長は27日、「TAIWAN ∉ China」(台湾は中国に属さない)とコメントした。

(王揚宇、陳韻聿、王朝鈺/編集:名切千絵)

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