台湾、南米ガイアナに代表機関設置 米新政権「地域安全に役立つ」と歓迎

台湾、南米ガイアナに代表機関設置  米新政権「地域安全に役立つ」と歓迎
ガイアナの国旗=ピクサベイから
(台北・ワシントン中央社)外交部(外務省)は4日、台湾は南米北東部のガイアナ共和国に「台湾弁公室」(Taiwan Office)を設置すると発表した。台湾にとっては、昨年のアフリカ北東部ソマリランドとの代表機関相互設置に続く、新たな外交的成果となる。バイデン米政権は、地域の安全促進に役立つとして歓迎の意を表明している。

英植民地だったガイアナは1966年に独立し、英連邦の構成国となった。カリブ海諸国との関係が密接で、首都ジョージタウンはカリブ海諸国の地域経済協力機構、カリブ共同体(CARICOM、カリコム)の本部所在地。主要産業は農業や鉱業、漁業だが、近年は深海油田が発見されて注目が集まっている。

同部によると、台湾弁公室は通商・領事業務などを行う公的機関で、位置付けは「代表処」(大使館に相当)に等しい。双方は先月11日に代表機関設置に関する協定を結び、台湾側は同15日から準備を開始しているという。今後ガイアナが台湾に同等のオフィスを構える場合、協定にのっとり、台湾弁公室と同じ条件と待遇が与えられる。

ジュリー・チャン米国務次官補代理(西半球担当)は4日、自身のツイッターでガイアナに台湾弁公室が設けられることに言及し、「里程標」と表現して歓迎。関係強化につながるほか、地域の安全促進や民主主義の価値観、繁栄の促進にも役立つとの見方を示した。

(陳韻聿、徐薇婷/編集:塚越西穂)

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