12日に旧正月(春節)を迎えるのを前に公開された。同協会は投稿で、「昨年、哈台族(台湾好きの人)と哈日族(日本好きの人)はみんな第二の故郷に『帰れなかった』」と新型コロナウイルスの影響で訪台や訪日が叶わなかった人々を思いやった上で、「でも日台の気持ちが冷めることはない。会えない時こそかえって相手を思うようになる」と絆の強さをアピールした。
1分間の映像では日本と台湾それぞれの地で同じことをしている人々の姿が画面を左右に二分割する形で写し出される。登場するのは、リモートで誕生日を祝う男女や公園で遊ぶ親子、日本の居酒屋と台湾の熱炒店でビールを飲む会社員、日台の野球少年など。
同協会は今年で東日本大震災発生から10年を迎えることから、当時多額の義援金を日本に寄せた台湾に感謝の気持ちを伝えるのを目的にさまざまな行事を行うとしている。先月23日には、台北市の超高層ビル「台北101」に「日台友情」などの文字を映し出すライトアップを行った。また、震災後の日台の友情の10年を振り返ろうと、関連のエピソードや写真を募集している。来月14日まで。
(編集:名切千絵)