日本から「台湾パイン食べよう」の声続々=注文6200トン、勢い続く

(台北、東京中央社)台湾産パイナップルを食べよう――日本語での投稿がSNS(交流サイト)に相次いでいる。最大の輸出先だった中国が害虫検出を理由に今月から輸入を停止しているのを受けての動きで、2011 年の東日本大震災で台湾から寄せられた支援に「恩返ししよう」との声もある。

日本向けの輸出は昨年、2000トン余りにとどまっていたが、行政院(内閣)農業委員会の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)によれば、3日までで日本から5000トンの注文が入り、日本への輸出量が過去最高を更新する見通しとなった。陳主任委員は4日、さらに1200トンの追加注文が入ったと明らかにし、累計6200トンに達する見込みだ。

台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)東京事務所の陳英顕(ちんえいけん)主任は3日、台湾産パイナップルを販売している日本のスーパーを視察。日本では例年5月ごろから販売が始まるが、今年は時期を早められたと喜びを示し、台湾のパイナップルは甘くて、果汁も濃厚とアピールした。

同センターによると、現時点で台湾産パイナップルの販売が決まっているスーパーは、ロピア、ベルクス、ツルヤ、イズミなど。西友では今月7日に販売開始の予定。月末にはこれ以外の店でも販売される見通しだという。

▽蔡総統、日本語で感謝

蔡英文(さいえいぶん)総統は3日夜、日本語でツイッターを更新。日本への輸出量が過去最高を更新したことについて「台湾産パイナップルを応援してくださる日本の皆さん、ありがとうございます!」と感謝した。

その上で「台湾にいらしたら必ずと言っていいほどパイナップルケーキを購入されるでしょうが、台湾産パイナップルはフルーツとしてそのまま食べるのも最高なんですよ!ぜひ食べてみてください!」と呼び掛けた。

(楊明珠、楊淑閔/編集:楊千慧)

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