台湾では経路不明の感染者が相次いで確認され、「すでに市中感染の段階に入った」との見解を明らかにした同センターは11日、感染状況の警戒レベルを「第2級」に引き上げ、防疫措置を強化すると発表した。
与党・民進党の主席(党首)を兼任する蔡氏は、同党中央常務委員会(中常会)が開かれる前に談話を発表し、これまで皆が団結したからこそ台湾のコロナ対策の成果を世界に知らしめることができたと指摘。台湾の医療物資や医療体制は充足しており、ワクチンも順次到着すると説明して安心を呼び掛けるとともに、慌てず、強い警戒心をもって防疫措置に協力してほしいと訴えた。
(葉素萍/編集:塚越西穂)