台北の市立病院で入院患者2人感染=クラスター発生のエリアに近く/台湾

(台北中央社)台北市政府は13日夜、台北市中正区の市立聯合医院和平院区で、入院患者2人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと公表した。柯文哲台北市長は14日午前、記者会見を開き、万華周辺の4カ所に検査所を設けると発表した。感染者をあぶり出すため、身分証明書を持たない外国人労働者に特赦令を出し、強制送還を行わないと明らかにした。

台北市では、万華区の「清茶館」や「茶芸館」と呼ばれる、接待を伴う飲食店でクラスターが発生。入院患者の感染が確認された和平院区はクラスターが発生したエリアに程近い。市によれば、感染が確認された患者は60代男女。9日までに咳などの症状で同院の救急外来を受診し、症状の悪化で12日に隔離病棟に移った。2人ともにクラスターが発生した場所への行動歴があった。

市によれば、外来診療は消毒が完了し、予約患者のみ受診を受け付ける。救急外来の診療は停止する。入院病棟については、一部病棟で入退院を制限する。

新型コロナの検査所は既存の市立聯合医院中興院区(大同区)、和平院区、西園医院(万華区)のほか、クラスター発生エリアそばの剥皮寮に置く。対象は万華区内の茶芸館従業員や利用客▽発熱や呼吸器系症状で同区内の医療機関を受診または薬局で薬を購入した人▽発熱や呼吸器系症状で同区外の医療機関を受診した区民▽路上生活者、外国人配偶者、その他社会的弱者など。対象期間は4月15日以降。柯市長はPCR検査に加え、迅速に感染が判定できる抗原検査も実施すると説明した。

柯市長によれば、身分証明書を持たない外国人労働者は5万人以上に上る。

(陳昱婷/編集:名切千絵)
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