台湾、全国の娯楽施設を一時閉鎖 強まる警戒感、買いだめ客も

(台北中央社)北部2都市で新型コロナウイルスの警戒レベルが「第3級」に引き上げられたのに合わせ、台湾では15日から28日までの間、全国の娯楽施設が閉鎖される。人の流動を抑え、感染リスクを回避する。中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官が発表した。

閉鎖の対象となるのは展示場、映画館、体育館、コミュニティーセンター、劇場、美術館、文物館、スケート場、プール、コミュニティーカレッジ、有料自習室、図書館、科学・教育施設、高齢者施設など。このほか、大人数での宗教活動も禁止となる。

警戒レベルが引き上げられた新北市と台北市について陳氏は、同地域内での検査陽性率は全国平均の0.5%に比べ3~10%で高リスクの状態だと指摘。域内の飲食店に対し、実名登録制や仕切り板の設置を徹底し、難しければテイクアウトに絞るか営業を停止するよう要請。企業には、フレックスタイム制の導入やリモートワークなどで対応するよう呼び掛けた。

台湾では15日、国内の新規感染者が単日として過去最多の180人確認されたことが報告され、警戒感が強まっている。新北、台北両市のスーパーマーケットには生活必需品を買い求める客が殺到し、店側が対応に追われている。

(張茗喧、余暁涵/編集:塚越西穂)

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