(台北中央社)新型コロナウイルスの感染拡大を受け、台北市と新北市では24日から店内での飲食が禁止となる。商業施設のフードコートなども対象に含まれ、持ち帰りや配達のみ可能とする。
両市が23日、それぞれ発表した。

台北市の柯文哲(かぶんてつ)市長は23日午後の記者会見で、飲食時にマスクを外して話す行為は非常に高い感染リスクを伴うと説明。市民の陽性が相次いで確認されていることに触れ、台北市内、特にクラスターが発生した万華区では、一定の市中感染が続いていると危機感を示した。

感染拡大を受け、すでに中部・台中市や南部・高雄市がレストランなどでの店内利用を禁止としている。

(陳昱婷、林長順/編集:楊千慧)