台湾の複数県市、高齢者ワクチン接種に「宇美方式」導入へ 時間短縮狙う

(台中、嘉義、高雄中央社)高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、台湾の複数の県市は、医師が巡回して接種を行う「宇美方式」を採用する。接種の速度を加速させるとともに、クラスター発生のリスクを減らす。

「宇美方式」とは、福岡県宇美町が実施している集団接種の方式。会場内に設置した座席に被接種者を座らせ、その間を医師やスタッフが移動してワクチンを打っていく。被接種者の会場内での移動が減るために高齢者への負担が少なく、接種完了までの時間短縮も期待できる。

宇美方式の導入を発表している台湾の自治体は、中部・台中市、南部・嘉義県、高雄市など。台湾の各県市では15日から高齢者への接種が始まる。各県市はまず、80代以上の高齢者を優先に接種を開始する方針で、優先接種の対象年齢は各県市で異なる。

(趙麗妍、洪学広、黄国芳/編集:名切千絵)

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