彰化駅前でビル火災 検疫用ホテルが入居 4人死亡 消防隊員1人殉職/台湾

(彰化中央社)中部・彰化県彰化市の台鉄彰化駅前の商業ビルで6月30日夜、火災が発生し、救助に駆け付けた消防隊員1人を含む計4人が死亡、20人が負傷した。同ビルの一部フロアは、新型コロナウイルスの水際対策で検疫措置を受ける入国者向けのホテルとして使われていた。

彰化県政府によると、ビルの高さは15階建てに相当し、30日夜8時前に2階から煙が出た。7~9階が検疫用ホテルになっており、ビル内には当時、宿泊客29人とホテルの従業員2人がいたという。

県消防局は消防車58台、救急車14台を出動させ、1日午前3時50分に宿泊客と従業員計31人全員を救出した。宿泊客2人と外国人労働者1人、消防隊員1人が心肺停止の状態で病院に搬送され、後に死亡が確認された。

消防局によれば、ビル内にいた全員の救出活動を終えて隊員の点呼を行った際、隊員1人がいないことに気付き、ホテル内に救助に戻ったところ、客室の浴室で意識を失って倒れている隊員を発見したという。すぐに救命措置を施したが、助からなかった。

火災発生の原因については調査が進められている。ホテルの経営者によれば、ビルの2、3階にはテナントが入っておらず、じゅうたんなど燃えやすいものが置かれていたという。

▽指揮センター「地震や火災の際の避難には過料科さず」

台湾で新型コロナウイルス対応を担う中央感染症指揮センターの荘人祥報道官は1日、中央社の取材に対し、隔離や検疫措置の対象者が地震や火災などの発生時に避難を理由に部屋を離れた場合には、過料を科さないと説明した。政府は隔離や検疫期間中の無断外出を禁じており、違反者には最大100万台湾元(約400 万円)の過料が科される。

(吳哲豪、蘇木春/編集:名切千絵)
編集部おすすめ

当時の記事を読む

フォーカス台湾の記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

国際総合ニュースランキング

国際総合ランキングをもっと見る
お買いものリンク