駐札幌分処長「北海道は台湾を重視している」 交流強化に期待

(東京中央社)台湾の在外公館、台北駐日経済文化代表処札幌分処に今年7月下旬に着任した粘信士(ねんしんし)処長は、中央社の電話取材に対し、北海道は台湾を重視していると語り、新型コロナウイルス収束後の交流強化に期待を寄せた。

粘氏によると、着任後すぐに鈴木直道北海道知事や秋元克広札幌市長などと面会。台湾との交流強化に対する重視と期待を感じたという。このほか、南部・屏東県が札幌市に新型コロナ支援物資を寄贈した際に札幌分処が協力したことに触れ、台湾と北海道間の「善の循環」のさらなる拡大を望んだ。

また札幌分処が開設された2009年に北海道を訪問した台湾からの観光客数は25万人で、その後10年間で2倍以上に増加したと指摘。新型コロナの影響で直行便が2年近くにわたり運航されておらず、道内の観光業に大きな影響が出ているものの、自由な往来が解禁された後の活発な交流の再開に期待した。

学生時代には日本政府の世界青年の船に参加したという粘氏。台日青少年交流の先駆であり、経験者だと語る。台日の次の世代の相互理解と交流を増進させたいと意気込んだ。

粘氏はこれまでにも、大阪で2度、福岡、沖縄、横浜でもそれぞれ勤務経験がある。外交部(外務省)勤務時にも北海道とのかかわりがあった。仕事の経験を基礎に台湾と北海道の交流を促進したいと意欲を示した。

(楊明珠/編集:齊藤啓介)
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