(台北中央社)性的少数者(LGBTQ+)の平等を訴える恒例イベント、台湾LGBTプライド(台湾同志遊行)が30日、オンラインで開催された。主催者によると、累計4万7000人が視聴した。
今年で19回目を迎えた同イベント。過去には大規模なパレードが催されていたが、新型コロナウイルスの影響で初のオンライン開催となった。特設サイトが開設されたほか、ユーチューブには複数のチャンネルが設けられ、パフォーマンスの様子などが配信された。
今年は「フレンドリーな日常」がテーマとされた。主催者は開催の目的について、台湾では同性婚が法制化されたものの、結婚以外の「日常」ではフレンドリーさが欠けている場合が多々あり、社会には偏見やレッテル貼りの現象が多く見られると言及。イベントを通じて理解促進を図り、フレンドリーな社会にしたいとした。
主催した台湾彩虹公民行動協会の小鯨理事長は、来年には感染が収まり、これまでのように街でパレードができることに期待を寄せた。また、20回目の節目を迎えることから、より大きな規模で盛り上げたいと語った。
(呉欣紜/編集:楊千慧)
今年で19回目を迎えた同イベント。過去には大規模なパレードが催されていたが、新型コロナウイルスの影響で初のオンライン開催となった。特設サイトが開設されたほか、ユーチューブには複数のチャンネルが設けられ、パフォーマンスの様子などが配信された。
今年は「フレンドリーな日常」がテーマとされた。主催者は開催の目的について、台湾では同性婚が法制化されたものの、結婚以外の「日常」ではフレンドリーさが欠けている場合が多々あり、社会には偏見やレッテル貼りの現象が多く見られると言及。イベントを通じて理解促進を図り、フレンドリーな社会にしたいとした。
主催した台湾彩虹公民行動協会の小鯨理事長は、来年には感染が収まり、これまでのように街でパレードができることに期待を寄せた。また、20回目の節目を迎えることから、より大きな規模で盛り上げたいと語った。
(呉欣紜/編集:楊千慧)