日台交流サミット  頼副総統、TPPへの加入支持呼び掛ける/台湾
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頼清徳副総統=総統府提供
(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)副総統は12日、神戸市で開かれた第7回「日台交流サミット」にビデオメッセージを寄せ、環太平洋経済連携協定(TPP)への台湾の加入実現に向けて支持を訴えた。

サミットは日台交流に取り組む日本の地方議員の交流の場として2015年に立ち上げられ、以降毎年開催されている。

昨年のサミットで採択された「加賀宣言」には、世界保健機関(WHO)とTPPへの台湾の参加支持のほか日台の外交、安全保障政策の促進を目的とする「日台交流基本法」の制定を日本政府に求める内容が盛り込まれた。頼氏はこれについて、台湾を愛する皆さんに最高の敬意を表すると語った。

また日本政府が今年6度にわたり新型コロナウイルスワクチンを台湾に提供したことに感謝を表明。返礼として台湾がパルスオキシメーター1万個と酸素濃縮器1008台を日本に贈ったことについて、互いを思いやり、助け合う両国の善の循環は、国際社会の最良の見本になるとの認識を示した。

半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に工場を設置することに関しては、台日間の協力関係の深化と双方の経済安全保障戦略上の利益に寄与するとして期待を寄せた。

(温貴香/編集:齊藤啓介)