同基金会によれば、質問者として出席するのは、鄭文燦(ていぶんさん)桃園市長や林智堅(りんちけん)新竹市長、与党・民進党の羅致政(らちせい)立法委員(国会議員)、范世平(はんせいへい)台湾師範大学教授ら。
TPPや台湾有事のほか、米中戦略競争の局面や台日の民主主義・人権、経済・科学技術における安全保障協力、台日2プラス2、今後の日中関係の動きなどについて質問する予定だという。
台湾を支持する姿勢を明確にしている安倍氏。台湾や米国、日本の国会議員による初の「台米日戦略対話」が7月に開催された際にはサプライズゲストとして出席し、世界保健機関(WHO)総会やTPPなどへの台湾の参加に支持を表明した。10月に開かれたアジア地域の対話を促すフォーラム「玉山論壇」には書面であいさつを寄せ、台湾は日本と価値観を共有するパートナーであり、重要な友人だとの考えを示していた。
(鍾佑貞/編集:名切千絵)