プライス報道官は声明で、オルテガ氏が4期連続当選を決めた先月7日の大統領選挙を「恥の選挙」と形容し、自由で公平な選挙で選ばれていないオルテガ氏の行為は「ニカラグア国民の民意を反映することはできない」と批判した。
その上で、民主主義制度や透明性、法の支配を重視し、国民のために経済的繁栄を促進する全ての国に対し、台湾への関与拡大を呼び掛けた。
米国では昨年3月、台湾の安全や繁栄を傷つける国との経済、安全保障、外交面での関係を見直す内容を盛り込んだ「台北法」が施行された。台湾と国交を結んでいた国が外交関係上の乗り換えを行うのは同法施行以来初めて。
(徐薇婷/編集:名切千絵)