報道資料によれば、高鉄が提出したデザインコンセプトを基に、ITRIが国内メーカーと協力し3年かけて開発した重要なメンテナンス設備で、部品の国産化率は99.66%に達したという。
また台湾は世界でも数少ないBRT製造の実力がある国になり、鉄道関連の工業技術が高いことを十分に示していると強調。CEマークの取得については、高鉄での使用実績とITRIの技術を合わせ、将来的に海外への販売を行う考えを示した。
高鉄は、台車は車体重量を支え、列車をレールの方向へ進める他、走行時の振動を軽減する役割を持つと指摘。BRTについては台車検査や全般検査後に、工場内で時速300キロでの走行状態を再現し、メンテナンスの品質や安全性を検査・確認できると説明した。
高鉄は2017年からメンテナンスで使用する物資の国産化を進めている。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)