(台北、ジュネーブ中央社)世界保健機関(WHO)総会がスイス・ジュネーブで開幕する前日の現地時間21日(台湾時間22日)、蔡英文(さいえいぶん)総統は現地で在外台湾人が開催したイベントにビデオメッセージを寄せ、「台湾はWHO総会を必要としており、WHO総会も台湾を必要としている」と訴えた。

台湾は17年以降、中国の反対でWHO総会に招請されていない。この日は在外台湾人約150人がWHO総会の会場となる国際連合欧州本部前に集結。「台湾は貢献できる」などと声を張り上げながら中華民国(台湾)国旗を振るなどして台湾の存在をアピールした。

蔡総統はビデオメッセージで、ジュネーブに集まった在外台湾人に感謝。新型コロナウイルスの感染状況が世界的に最も重要な段階を迎えた今、台湾のWHO総会への参加は必要不可欠だと信じていると語った。

外交部(外務省)が台湾時間21日に出した報道資料によると、WHO総会への台湾の参加を支持する声が世界71の政府機関や議会などから寄せられた他、政府要人や議員ら3700人超が台湾への支持を表明したとし、心からの歓迎と感謝を表明した。

(葉素萍、曽婷瑄、游凱翔/編集:楊千慧)