(台北中央社)王貞治氏が2日午後、台湾初のドーム球場、台北ドーム(台北大巨蛋)で始球式を行った。

王氏は、始球式前のあいさつで台北ドームについて「アジアで一番、東京ドーム、福岡ドームにも勝る素晴らしいドーム」だと称賛。
台北ドームのこけら落としとなる3日のアジア選手権開幕戦で台湾と韓国が戦のをを念頭に「あしたの試合、ぜひ頑張って韓国チームに勝ってください」とげきを飛ばした。その上で3年後のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日台が共に決勝に進むことに期待を示し、最後には「台湾野球に栄光あれ」と締めくくった。

始球式には蒋万安台北市長や中華民国野球協会の辜仲諒理事長、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長らも登場した。蒋市長は王氏に栄誉市民証を手渡し、王氏は始球式で捕手役を務めた辜理事長らに記念バットを贈った。

医師の慎重意見を押し切って訪台を決行したという王氏。1日午後、台北松山空港に到着。
野球ファンなど多くの人たちが出迎えてくれたことに感謝を述べ、握手や記念撮影に応じた。また「台湾に久しぶりに帰れたことを大変うれしく思います」とも話した。

中華民国(台湾)のパスポートを持つ王氏は、台湾で国民的英雄として尊敬を集めている。台湾で公の場に姿を現すのは、中部・台中で巨人OB選抜と台湾OB選抜のチャリティー試合が行われた2016年以来7年ぶり。

(編集:羅友辰)