(台北中央社)来月20日に総統に就任する頼清徳(らいせいとく)副総統は25日、卓栄泰(たくえいたい)氏率いる新内閣の第6弾人事を発表した。外交部長(外相)に林佳竜(りんかりゅう)総統府秘書長、国防部長(国防相)に顧立雄(こりつゆう)国家安全会議秘書長、大陸委員会主任委員に邱垂正(きゅうすいせい)海峡交流基金会副董事長(副会長)、国軍退除役官兵輔導委員会主任委員に厳徳発(げんとくはつ)前国防部長をそれぞれ起用する。


また、安全保障政策に関する総統諮問機関、国家安全会議秘書長に呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長、総統府秘書長に潘孟安(はんもうあん)前屏東県長、対中交渉窓口機関のトップ、海峡交流基金会董事長(会長)に鄭文燦(ていぶんさん)行政院副院長(副首相)を充てる人事や国家安全会議直属の情報機関、国家安全局の蔡明彦(さいめいげん)局長の続投も発表された。

台湾では外交、国防、両岸(台湾と中国)関係など国の安全に関わる施策の方針を決めるのは行政院長(首相)ではなく総統だ。

(編集:羅友辰)
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