(台北中央社)国防部(国防省)は8日、中国が10日に四川省の西昌衛星発射センターからロケットを打ち上げると予告したと明らかにした。ロケットは台湾の防空識別圏(ADIZ)を通過する見込み。
10日は中華民国国慶日(国家の日)に当たる。

国防部によれば、ロケットは西太平洋に向けて発射される予定。

また8日午前6時までの24時間に、中国の軍用機延べ12機と軍艦延べ7隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。うち軍用機延べ8機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越え、台湾南西の空域に進入したとしている。

国軍は軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したと説明している。

(游凱翔/編集:齊藤啓介)
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