ダレンは2月18日、違法グループに金銭を支払い、偽の病歴を用いて兵役免除を図った疑いで台湾新北地方検察署(地検)から家宅捜索を受け、身柄を拘束された。同日、兵役妨害治罪条例違反や文書偽造罪の容疑で保釈金15万台湾元(約70万円)で保釈された。今月4日にはタクシー運転手に報復行為を行うよう知人を唆したなどとして、文書偽造や傷害教唆、個人情報保護法違反などの罪の疑いで身柄を拘束され、翌5日に保釈金500万元(約2283万円)で保釈された。
代替役として1年間の兵役に就く。代替役は通常の兵役と異なり、政府機関や公共機関で兵役期間を過ごす。
ダレンは午前9時の集合時刻の約5分前に到着した。姿を見せるとすぐに報道陣に取り囲まれたが、一言も発さなかった。台湾鉄路(台鉄)のプラットホームでも報道陣がダレンを追いかけ、現場は混乱が生じた。
ダレンは中部・台中市の成功嶺新隊員訓練センターで訓練を受けた後、別の機関に配属される見通し。裁判所への出廷の必要があれば、公休を申請できる。
(王心妤、高華謙/編集:名切千絵)