(台北中央社)台湾系米国人大リーガーのコービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)が来年3月に開催される第6回WBCでの台湾代表入りを辞退したことが分かった。このほど訪米しキャロルらに代表入りを打診した台湾プロ野球(CPBL)の蔡其昌会長が18日明らかにした。


2023年、25本塁打、54盗塁でナ・リーグ新人王に輝いたキャロル。蔡氏によると、走攻守三拍子そろった24歳の外野手は「現段階の目標はただ一つ、米国代表入りだ。第二志望なんかない」などと述べ、台湾代表に加わる意思がないことを明確に示した。

キャロルのほか、ブレーブスのスチュアート・フェアチャイルド外野手(29)とカブス傘下のマイナー3Aでプレーするジョナソン・ロン内野手(23)も台湾系米国人だ。蔡氏の話によれば、2人とも台湾代表入りに強い意欲を示しているという。

(楊啓芳/編集:羅友辰)
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