中江有里、6年ぶり小説は披露宴が舞台「私が結婚式に出席するのが好きな理由」

 5作目の『愛でなくても』は、新婦の早紀が視点人物となり、壮絶な過去と新郎との出会いが明かされる。この作品の中には、新郎の次のようなセリフがある。 《人を妬んだり憎んだりはするけど、あらためて祝福することって滅多にないよね。(中略)たぶん自分を浄化するために、人の幸せを祈っているんだよ。その儀式が結婚式なのかもね》



「心から誰かを祝福するのって、心地がいいですよね。その心地よさは、小説を読んで泣いたり笑ったりしたときと同じで、自分が浄化されることで得られる感覚だと思うんです。私が結婚式に出席するのが好きな理由も、ここにあるような気がします」



 中江さん自身にも、誰かを妬んだりひがんだりする瞬間があるのだという。



「自分の状況に応じて、人のことがすごくうらやましく見えることってありますよね。私なんて、つらい気持ちのときはデパートの地下食品売り場を歩いているだけで、“みんな幸せそうだな”って思ってムッとすることがありますから(笑)。でも、それは単なるひがみだということも、自分ではわかっているんです」



 中江さんは、人間関係をテーマの根幹に据えて小説を書いているという。



「結婚はひとつの幸せのカタチとされていますが、結婚によって苦しんでいる人も意外と多くいますよね。新しく結ばれた人間関係によって、これまでにない不穏な物事がもたらされることもあります。



 どうして人間は、幸せになろうとして苦しんでしまうのか。その原因のひとつは、人間関係の近さにあると思うんです」


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