
5月30日、『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に小林麻耶さんが夫の國光吟氏と出演し、自身の引退について語ったことが話題に。
番組では引退の背景に、“マスコミの過熱報道”があったと告白。週刊誌記者やカメラマンにしつこく追いかけられ、気が休まることがなかったという。
そして、妹の麻央さんが亡くなった後も、多くのウソをマスコミに書かれたと。その多くは義弟・市川海老蔵との再婚に関する報道だ。
当時、一部週刊誌が“海老蔵・麻耶再婚説”を積極的に報じていたが、確かに同業者から見ても、事実とは程遠いような記事も出ていた。彼女と海老蔵をくっつけることが読者の興味をひきつけるとでも思ったのだろうか。あまつさえ、結婚前に写真を撮られた國光氏は“海老蔵似”とまで書かれていた。
今やまったく似ていないことがわかるだろう。
■生活水準は下げられない
それにしても気になったのは、同番組の再現VTRに登場する週刊誌のカメラマンが、アロハシャツ姿で暴言を吐くという演出だ。
麻耶さんの証言をもとにして、制作サイドが作ったのだろうが、視聴者からすれば、週刊誌記者のイメージは最悪のものになっただろう。この手の「自分の好きなことを自由に話すことができる番組」をテレビ復帰の場として選んだことも、イメージ回復にひと役買ったと考えられる。
番組としては“引退したはずの彼女が出演する”というバリューだけで、ありがたいので、麻耶さんの意向はできるだけ尊重されるというかたちだ。
引退詐欺師
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