ペットの“クローン”に1000万円!? 生物学者は「同じDNAでも中身は別物です」

ペットの“クローン”に1000万円!? 生物学者は「同じDNAでも中身は別物です」
愛する“家族”を失ったとき、姿形が同じ犬を手に入れることができるのなら…… ※写真はイメージです

 死んでしまったあなたの愛犬を“復活”させることができるとしたら──。



■同じDNAでも同じには育たない

 今、韓国や中国で行われている犬のクローンビジネスが、世界中から注目を集めている。死んでしまった犬の細胞さえあれば、同じDNAを持ったクローンをつくることができるのだ。その値段は日本円で1000万円以上もするという。



「ペットロス症候群の癒し方としては、ひとつの方法ですね。死んでしまった犬と、姿形がほとんど一緒なのですから」



 と、生物学者の池田清彦さんは話す。しかし、クローンをつくることに賛成はしないと、こう続ける。



「その個体がどう成長するかは後天的な要因も絡んでくるわけです。同じDNAを持っているからといって、死んだ犬とまったく同じに育つというわけではない。それに、代理母犬となった子宮内の環境だって違うわけです。クローンといっても、そう簡単には同じにならないんですよ。



 臓器や器官などはDNAに支配されているけど、生身の動物となると最大の問題は脳。脳は生まれたときに機能が確定するわけではなく、どんな刺激を受けるかで、どこの神経細胞とシナプスがつながるかが決まります。そうやって成長していくので、脳の構造や中身、ファンクション(機能)は違ってくるんです」



 クローンは、複製したい犬の皮膚などの組織から体細胞を取り出して培養し、細胞の核を取り出す。次に代理母犬の卵子から核を取り除き、複製したい犬の細胞の核を融合させ、子宮に戻して着床させる。


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「ペットの“クローン”に1000万円!? 生物学者は「同じDNAでも中身は別物です」」の みんなの反応 2
  • 匿名さん 通報

    復活なんてものはない。クローンであろうが別の命だ。

    1
  • 匿名さん 通報

    スティーブン.キングが「ペット.セメタリー」で描いたことが、形は違えども現実の物となる時代か。みんな、あれを読むといいと思うよ。

    0
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