発達障害のリスクを指摘される「ネオニコ農薬」、なぜか日本だけが規制緩和の怪

 また、子どもの尿の検査では、EUで行われた同様の検査の最大値が0・16μg/リットル~1・82μg/リットルであったのに対し、結果は約8倍だった。



 こうした調査結果を受け、「子どもたちの身体に起こっていることの原因が食べ物であるとすれば、“食べ物が私たちの子どもを殺すことがある”というのが新たな常識」と、MAA創設者のゼン・ハニーカットさんは言う。MAAはグリホサートを含まない有機食材に切り替えることで子どもたちの健康を取り戻そうと呼びかけている。



■ミツバチの大量死を招くオオニコ農薬

 グリホサートと同様に、世界の潮流とは裏腹に日本で規制緩和が進む農薬がある。ネオニコチノイド系農薬(ネオニコ農薬)だ。世界中でミツバチの大量死を引き起こした。



 ネオニコ農薬とは、ニコチンと似た働きをする農薬との意味で、その特徴は「浸透性」にある。普通の農薬であれば、表面を洗うことで農薬を除去できるが、浸透性農薬の場合は内部にしみ込んでいるので洗っても落ちない。植物の種子をコーティングしたネオニコ農薬が種子から吸収され、樹液に侵入すると、その植物全体に毒性が回り、樹液を吸った昆虫にも影響がおよぶという。



 そのためフランスでは、種子のコーティングによりヒマワリの花粉と蜜にネオニコ農薬が含まれ、それがミツバチの巣の崩壊を起こしたとして種子のコーティング処理を禁止している。



 日本で初めてネオニコ農薬の危険性を指摘したのは群馬県の青山美子医師たちだ。松くい虫防除のために無人ヘリで農薬散布をしたあと、多くの人がめまいや震え、一時的な物忘れなどの中毒症状を示した。また、果物をたくさん食べた人なども同様の症状で同医師の病院を訪れた。


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