「でも、あっさり書いたら気持ちが伝わらないし」と反論するアナタは肝に銘じよう。知りたくもない情報満載のLINEをもらった相手は「めんどくさい」「どう返したらいいかわからない」といった感情しか湧かない。
「どうしてもお礼が言いたくて……」と取り繕っても、遅い時間とわかって送るのは確信犯。酔ってLINEするなど最悪でしかない。
また、おばさんの若作りはLINE上でもキツい。若い女性をまねて可愛い系スタンプを連投したり、対面で話すと普通なのにLINEでは急にくだけた若者言葉になったりするのもやめておこう。
「特に注意が必要なのが、年下男性へのLINE。『もしかして、狙われてる?』と恐怖を感じる男性側の声もよく聞きます」
もしこちらにそんな気がなかったとしても、圧の強いおばさんLINEは悲しいかな、若い世代にとって恐怖の対象なのだ。ガーン。自分語り多め、下心見え見え。絵文字使いがガラケー時代から変わらない。通称「冷や汗笑顔」の絵文字を多用するなどの「おじさん構文」同様、無理に相手の機嫌をとる必死さや、なんなら仲よくなりたい下心が透けて見えてイタい、ということなのだろう。
もちろん、仲のいい友人同士であれば、おばさん丸出しのメッセージであっても、なんら問題はない。
つまりLINEは送る相手との関係性によって、送る内容も書き方も変えるべきツールだということだ。
「まずは相手との距離感を正しく図ることからスタート。“LINEを連絡手段にしていいか”の確認は重要。それから、相手のLINEを見て、どのような書き方、使い方をしているのかをチェックして合わせてみてください」