不倫も問題ではありますが、私がもっと気になるのは、このホテル代はどこから出ているかということなのです。「打ち合わせだ」と山尾議員が言うからには、経費として計上している可能性は高いのではないでしょうか。しかし、『文春』の報道から考えるのなら、二人が男女の関係でないというほうが無理な話でしょう。税金を使って、高級ホテルで不倫ってアリなんでしょうか? いつもうやむやになってしまうことが気になります。



 男女関係を否定した山尾議員ですが、その後、倉持氏を自身の政策顧問として起用することを発表しました。2019年の『週刊文春』では、国会に無届で二人が海外旅行に行ったことが報じられていますし、今回の「議員パス」不正使用の際も、山尾議員が倉持氏の自宅を訪れています。山尾、倉持両氏はすでに離婚しており、不倫には当たりませんが、カネの絡んだズブズブの関係で「公私の別を大事にしている」とは思えません。



 しかし、山尾議員が必死に倉持氏を囲い込む女心もわからないでもない。そうでもしないと、倉持氏をつなぎとめるのは難しそうだからです。



 2017年二人の不倫報道が出たころ、『週刊文春』は倉持氏の過去の婚約不履行についても報じています。倉持氏が弁護士事務所を開設するまで結婚を前提に同棲していた女性がいたそうですが、その女性に突然別れを切り出し、倉持氏はキャビンアテンダントの女性と結婚してしまいます。



 弁護士になるまではフツウの女性に支えてもらい、弁護士になったらキャビンアテンダントという“美ブランド”の女性に乗り換える。こういう「自分にとってどちらがプラスか」を常に考えているかのような男性と一緒にいたいのなら、何か“ご褒美”を与えないといけないでしょう。野心家で移り気な若いオトコに差し出したのが政策顧問という地位と肩書きだったのではないでしょうか。