【五輪後の町を歩く】サーフィン=千葉・一宮町、“無観客の祭のあと”に残ったもの

■一宮町出身、大原選手の素顔

 一宮町の釣ヶ崎海岸が開催地に決まったのは2016年12月のこと。決定前は「こんな田舎にオリンピックが来るわけがない」との声も少なくなかったという。翌17年6月には五輪組織委員会の森喜朗会長や千葉県の森田健作知事(肩書きはいずれも当時)らが現地を視察し、このとき町長らと出迎えたのが当時20歳の大原選手だった。



 同町町議で日本サーフィン連盟千葉東支部長の鵜沢清永さん(45)が五輪までの道のりを振り返る。



「ヒロト(大原選手)はいつも積極的に動いてくれました。五輪関連の活動への参加を頼むと“大丈夫、この日だったら参加できるよ”などと前向きなんです。性格的な面も大きいと思いますが、選手はみな五輪出場を目指して自分のことだけで精一杯のはずなのに、すごいなあと感心していました。一度も“えーっ?”と嫌がる素振りを見せることはありませんでした」



 招致活動に携わったほか、啓発ポスターのモデルも務めた。筆者は視察取材時、プロサーファーの扱いが雑な森喜朗氏から「この坊や」と言われても受け流す大原選手を目の当たりにしている。さすがに周囲が見かねて「彼はナイスガイなんです」などとフォローを入れたものだった。



 前出の鵜沢さんによると、率先して汗をかいてきた大原選手はよくこう言った。



「自分が動くことで五輪のサーフィンが盛り上がるならばそれでいい」



 準々決勝をかけた3回戦。試合時間30分の残り1分、相手選手にリードを許していた大原選手は波から飛び出し、宙を舞う大技エアリバースを決めて大逆転。そのガッツポーズに町のサーファーらは歓喜した。


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