宝田さんの近刊『送別歌』(ユニコ舎刊 税込み1760円)
“ゴジラの同級生”として俳優人生を歩んできた私だから語れることがある。満州からの過酷な引き揚げの旅を詠んだ「送別歌」に込めた、コスモポリタンとしての流儀を語る。

宝田明講演会「俳優として人間として~満洲の歴史から平和を学ぶ~」
日時:2021年12月2日14:00~16:00(開場13:30) 
場所:高知市文化プラザかるぽーと2階
小ホール 料金:無料(定員100名) 
問い合わせ:高知市文化プラザ共同企業体 TEL088-883-5011



『世の中にたえて桜のなかりせば』(2022年全国公開)
 ​70歳の年の差コンビが終活アドバイザーとして働く日々を描いたヒューマンドラマ。宝田さんと乃木坂46の岩本蓮加がW主演。宝田さんはエグゼクティブプロデューサーも務めている



PROFILE●宝田明(たからだ・あきら)●1934年朝鮮・清津生まれ。2歳のころ、満州のハルビンに移り、「五族協和」「八紘一宇」の精神のもとに育つ。ソ連軍の満州侵攻による混乱の際、右腹を銃撃され死線をさまよう。1953年、東宝ニューフェイス第6期生として俳優生活をスタート。代表作は『ゴジラ』『美貌の都』『香港の夜』『放浪記』など多数。『アニーよ銃をとれ』『風と共に去りぬ』『マイ・フェア・レディ』など舞台俳優としても活躍。2012年に『ファンタスティックス』で文化庁芸術祭の大衆芸能部門大賞を受賞。2015年、自らの戦争体験をもとにした音楽朗読劇『宝田明物語』を企画し、公演回数は50ステージ以上に及ぶ。



(取材・文/我妻弘崇 撮影/佐藤靖彦)