夫が娘のしつけで包丁を持ち出し修羅場に! それでも離婚しない妻が突きつけた「誓約書」
拡大する(全1枚)

 行政書士・ファイナンシャルプランナーをしながら男女問題研究家としてトラブル相談を受けている露木幸彦さん。連載最終回となる今回は、問題のある夫でも離婚したくない妻のケースを紹介します。



夫が娘のしつけで包丁を持ち出し修羅場に! それでも離婚しない...の画像はこちら >>
※写真はイメージです■「離婚しない」ことの難しさ

 突然ですが、質問です。離婚する、離婚しない。どちらが難しいでしょうか? 筆者は行政書士・ファイナンシャルプランナーとして17年以上、夫婦の悩み相談にのっていますが、迷わず「離婚しない」ほうと答えます。なぜでしょうか?



 もちろん、ただ単に離婚しないのは決して難しくありません。例えば、自分から「別れたい」と言い出さなければ、そして相手が「別れたい」と言ってきても、とにかく「嫌だ」と言い続ければ、一部の例外(裁判所で離婚が認められるなど)を除き、離婚は成立しません。



 しかし、離婚するか否かを迷うような状況では必ず、大きなトラブルが起こっています。具体的には、小遣い制の「小遣い」が足りず、こっそりとカードローンで浪費を重ね、返済に窮し、ローン残額が300万円に達する。または独身と偽って婚活アプリに登録し、「結婚したい」と女子を口説きまくる。はたまた、言い合いの喧嘩で妻に頭が上がらなくなり、実家へ逃げ込み、義母が仲裁に入るなど。



 過去のトラブルが将来も、何度も繰り返されるようでは早晩、離婚は避けられないでしょう。もし、「離婚しない」のなら、トラブルに向き合い、きちんと解決し、二度と起こらないようにして夫婦仲が良好に転じることが前提ですが、これは極めて難しいです。なぜでしょうか? トラブルに見舞われる夫婦は性格や価値観、考え方が異なります。そのため、「そんなことはしないでしょ!」と注意する場面で「普通は」という枕詞を使っても、相手はチンプンカンプンなのです。