星野源『SPY×FAMILY』EDテーマ抜擢の背景に、無視できない「Netflixの破壊力」
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TVアニメ『SPY×FAMILY』本予告、主題歌解禁(『TOHOanimationチャンネル』より)

『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』など、従来のファンの枠を超えて大ヒットするテレビアニメシリーズが増えている。



 2022年春の新作アニメシリーズで注目を集めるのは、2022年4月より放送されている『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』(テレビ東京系列ほか)だ。



 原作は、『少年ジャンプ+』にて連載中の遠藤達哉によるアクションコメディ漫画。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初めの家族」を築き、「家族としての日常」を送るために奮闘する、スパイアクションとホームドラマコメディを融合した異色作だ。



アニメタイアップは音楽ヒットのキーワードに

『SPY×FAMILY』は音楽でも注目を集めている。オープニング主題歌はOfficial髭男dism『ミックスナッツ』、エンディング主題歌には星野源『喜劇』を採用。しかも、両アーティストとも作品の世界観を熟知したうえで新曲を書き下ろしている。



 日曜の朝や夕方に放送されるいわゆるキッズアニメやファミリーアニメではなく、深夜アニメに大別されるテレビアニメシリーズは、昨今の音楽ヒットの震源地になっていると言えるだろう。



 以下は、ビルボードジャパンが発表した2021年の年間総合ランキング。年間トップ10のうち、深夜アニメ系の関連楽曲が3曲ランクインしている(4位のLiSAは劇場版)。10位以下に目を向けると、13位にテレビアニメ『東京リベンジャーズ』オープニングテーマのOfficial髭男dism『Cry Baby』、16位にはテレビアニメ『鬼滅の刃』オープニングテーマのLiSA『紅蓮華』がつけていることがわかる。