
秋篠宮妃紀子さまと長男の悠仁さまらを乗せたワゴン車が中央自動車道の相模湖東出口付近で、追突事故を起こした。
天皇・皇后両陛下や皇太子ご一家の場合と違って、先導車がつかず、後方車両一台のみの護衛体制だったことも事故の原因として指摘されている。今回の件で、秋篠宮家ほか『宮家』に対する手薄な警備体制も明るみになったところがある。
こうした“皇室内格差”は、お子さま方の登校時にも見られる。皇太子ご夫妻の長女・愛子さまがおひとりで学習院へ通われる場合も、愛子さまの車の前後に1台ずつ車両がつき3台で移動。
しかし、悠仁さまの通学は2台態勢で、高円宮家の女王方は、電車と徒歩で通われていたという。そんな“格差”ができる理由を、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう説明する。
「天皇・皇后両陛下と皇太子ご一家という『内廷』の方と、それ以外の『宮家』の皇族では予算、職員数、警備などの面で差があります。
これは、将来の皇太子や天皇は内廷でお育ちになるという考えがあるからでしょう」
両陛下の長男である皇太子さまは次の天皇となるが、長女の愛子さまは現在の制度では、女性のため皇位を継ぐことはできない。
そのため、皇太子さまの弟・秋篠宮さまと、長男の悠仁さまが継承されることになるのだが、現在の制度では、宮家で将来の天皇が育つことを想定していないのだ。
山下さんが続ける。
皇族が代々通う学習院は警護の面でも万全な対応が出来るので悠仁様の身辺警護を考え学費も国が出ずと進言されたが秋篠宮家が全て断られお茶の水女子大付属に入学させられたので御茶ノ水に多額の国家予算が費やされた
今回の事故は、紀子様の友人と私的なお出かけで宮内庁には知らせず、運転手も急遽充てがった人で宮内庁としては「警護陣を無視し隠密で出かけられたので警護の予定は立てられない」と言うのが本音