生活苦から“死”を選択した45歳の元お嬢様の悲愴「17歳で産んだ娘からも捨てられた」

生活苦から“死”を選択した45歳の元お嬢様の悲愴「17歳で産んだ娘からも捨てられた」
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西野菜緒子さん(45歳、仮名)は生活保護を受給しながら無料低額宿泊所で生活している(写真:東洋経済オンライン編集部)この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。個々の生活をつぶさに見ることによって、真実がわかると考えているからだ。今回紹介するのは、双極性障害と注意障害、不眠症を抱える、埼玉県に住む45歳のバツイチ独身女性だ。
生活苦から“死”を選択した45歳の元お嬢様の悲愴「17歳で産んだ娘からも捨てられた」
当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です

 2016年年末。埼玉県最大の繁華街大宮は、家族連れやカップル、冬休み中の学生たちでにぎわう。お母さんたちは正月用の食材やお飾りを抱え、子供たちは師走の喧噪に浮足立つ。駅前で市内のNPOが運営する「無料低額宿泊所」で生活する西野菜緒子さん(45歳、仮名)と待ち合わせた。



 西野さんはダウンコートを羽織り、スマホ所持、カバンの中には化粧品と人気作家の文庫本があった。家族を連れたお母さんたちと、何も変わらない普通の女性だ。



「今、住むのは家のない人のための寮です。ほぼ全員が生活保護を受けています。生活保護なので文句を言える立場ではないけど、男女一緒とか、シラミまみれで不衛生とか、生活環境は悪い。それに何かしら問題がある人が集まっているので、突然奇声が聞こえたり、暴れたりみたいなことはある」



 無料低額宿泊所は、生活困難者のための無料または低額な料金で宿泊ができる第二種社会福祉施設。西野さんはちょうど1年前の昨年1月から生活保護を受給し、ソーシャルワーカーの勧めで現在の宿泊所で暮らす。寮には精神疾患を抱える者や身寄りのない認知症高齢者など、問題を抱える人が多く、互助のような状態からはほど遠い。


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