都会のバーから口コミで続々!? 千葉県匝瑳市に広がる移住者コミュニティーを訪ねて

 都内から電車や車を利用して最短90分。北部には里山、南部には九十九里の海岸がある自然豊かな千葉県匝瑳(そうさ)市。ここにいま移住者コミュニテイーが広がりつつある。暮らしの自給力を高めたい──そんな思いを抱えて移住した女性と、家族を追った。



都会のバーから口コミで続々!? 千葉県匝瑳市に広がる移住者コミュニティーを訪ねて
田植えをする『SOSAProject』のメンバー(撮影=倉田爽)■移住相談が舞い込む不思議なバー

 東京・池袋の片隅に、移住への「秘密の入り口」がある。駅から猥雑な繁華街を通り抜け、徒歩約10分。住宅街との際にあるバー『たまにはTSUKIでも眺めましょ』。



 扉を開けると、狭い空間は熱気ムンムン、真剣な会話が展開されている。



「会社の仕事はウソが多すぎて心が折れそうです」、「移住のための家を探すにはどうしたらいいのでしょうか?」、「みなさんどうやって会社を辞めるふんぎりをつけたんですか?」などなど──。



 幾多の質問に、カウンターのなかからマスターの高坂勝さんがやさしく答える。



「じゃあ、1度僕らが田んぼをやっている千葉の匝瑳市で米作りしてみる? 移住した人とも話せるよ」



都会のバーから口コミで続々!? 千葉県匝瑳市に広がる移住者コミュニティーを訪ねて
移住希望者からの相談が殺到するバーのマスター・高坂勝さん(撮影=倉田爽)

 高坂さんは約16年前に会社を辞め、匝瑳で休耕田を開墾して米づくりを始めた。当初は週に2日、いまは週3日間を匝瑳で過ごし、残り4日間はバーを開ける。デュアルライフ、半農半飲み屋生活だ。



 匝瑳では都市生活者の移住や農的生活を支援するNPO『SOSA Project』を展開。休耕田をまとめて借りて希望者に転貸。米づくりを教え空き家情報を移住希望者に知らせている。その生き方を綴った『減速して自由に生きる~ダウンシフターズ』(ちくま文庫)は都市生活に疑問を持つ人に読み継がれ、バーには多くの相談者がやって来る。


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