日本国内で最初の新型コロナウイルス感染者が確認されてから、間も無く1年が経つが、2020年12月15日現在も感染拡大は続き、収束の気配はない。

そのため、複数の自治体が21年1月に予定されていた成人式を中止、または延期することを決定している。

一生に一度の成人式。仕事や学業などの都合で地元を離れてしまった人にとっては、懐かしい顔ぶれと集まれる貴重な機会だ。楽しみにしていた新成人も多いだろう。

ツイッターでは

「成人式中止になったのつらい(白目)みんなに会いたかったよ」「成人式の中止が決まって、とてもやるせない気持ちでいっぱい楽しみにしてたからすんげぇ悲しい」「朝起きたら成人式中止になってたんだけどこの日のためにダイエットもして、振袖も美容院も選んで準備してきたのに...ひたすら悲しい...」

など、悲しみの声をあげる若者もいる。

残念ながら成人式がなくなってしまった彼らは、その日をどのように過ごすのだろう。

成人式に行かなかった人って、その日は何してたの?の画像はこちら >>

一生に一度の機会が...(画像はイメージ)

成人式があっても参加しなかった人は...?

ところで、成人式が開催されても、開催されなくても、式に参加しない人というのも一定数はいる。

そんな人たちは、どのように成人式の日を過ごしたのだろうか。

Jタウンネットの編集部員や、社内の同僚にも成人式の日に何をしていたか聞いてみると、10人中7人は式に参加していて、不参加は3人だけだった。

その3人に、その日の出来事を聞いてみると

「家で大学の課題をしていたような...」(M記者、滋賀県出身)
「一人で旅行に行ってた」(S記者、東京都出身)
「あの日は、浪人仲間と飲んだ記憶があります」(I記者、千葉出身)

という答え。

ちなみに筆者(兵庫県出身)も、成人式には参加していない。大学進学とともに地元を離れて関東に住んでおり、帰省が面倒だったのだ。

成人式が行われた日、関東地方には大雪が降った。

玄関のドアが開けにくくなるほどの積雪だった。

筆者は、長靴を履いて最寄りの(とはいえ自宅からは結構離れていた)マクドナルドに向かった。その年は、「新成人が身分証明書を見せればビッグマックが無料になる」というキャンペーンが行われていたのだ。

大変くだらない思い出ではあるが、なぜか10年近くたった今も鮮明に思い出せる出来事だ。

式に参加せずとも、その日に何かするというのは結構記憶に残ることなのかもしれない。

成人式の日、何してた?

読者の皆さんの中にも、「成人式に参加しなかった人」は居るに違いない。

そんなあなたの「成人式の日の思い出」を聞かせてもらえないだろうか。

もしかしたら、成人式がなくなってしまう来年の新成人の、参考になるかもしれない。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、成人式の日の具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。